第1巻31番歌はこちらにまとめました。
第1巻 31番歌
巻 | 第1巻 |
歌番号 | 31番歌 |
作者 | 柿本人麻呂 |
題詞 | ((過近江荒都時柿本朝臣人麻呂作歌)反歌) |
原文 | 左散難弥乃 志我能 [一云 比良乃] 大和太 與杼六友 昔人二 亦母相目八毛 [一云 将會跡母戸八] |
訓読 | 楽浪の志賀の [一云 比良の] 大わだ淀むとも昔の人にまたも逢はめやも [一云 逢はむと思へや] |
かな | ささなみの しがの [ひらの] おほわだ よどむとも むかしのひとに またもあはめやも [あはむとおもへや] |
英語(ローマ字) | SASANAMINO SHIGANO [HIRANO] OHOWADA YODOMUTOMO MUKASHINOHITONI MATAMOAHAMEYAMO [AHAMUTOOMOHEYA] |
訳 | ささなみの滋賀の大曲の流れがとまったように静かになる。このようにじっと待っている。昔の人にこんなに会いたいのに。 |
左注 | – |
校異 | 二 [類][古] 尓 |
用語 | 雑歌、作者:柿本人麻呂、荒都歌、大津、鎮魂、地名、滋賀 |